江戸切子について
2021年09月15日 (水)
江戸切子について インターネット参照
江戸末期に生産された江戸切子は透明な鉛ガラス(透きガラス)に鑢や金棒と金
剛砂によって切子細工をし、木の棒等を用いて磨き行った手作業による手摺り工程
による細工によって制作されたもの。
当時の薩摩切子が厚い色ガラスを重ねた色被せ(いろきせ)ガラスも用いていた
こと、ホイールを用いた深いカットと大胆な形であることとは大きな違いがある。
明治期以後は薩摩切子の消滅による職人と技法の移転や海外からの技術導入に
より、江戸においても色被せガラスの技法・素材も用いられるようになる。色ガ
ラスの層は薄く鮮やかなのが特徴。加工方法も、文様を受け継ぎつつ手摺りから
ホイールを用いたものへ移行していく。
江戸切子の文様としては、矢来・菊・麻の葉模様など着物にも見られる身近な和
の文様を繊細に切子をしているのも特徴である。
現在は、当初からの素材であるクリスタルガラス等の透きガラスよりも色被せガ
ラスを素材に用いたものが切子らしいイメージとして捉えられており、多く生産さ
れている。
江戸切子の基本の色は 赤色 青色 ブドウ色の3色だそうで 模様には それぞ
れ意味が有ります。
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