宮島情報 ⑤
2017年04月05日 (水)
宮島の表参道商店街には 大きな杓子が有ります。御杓文字の 別名は 宮島で
す。何で 御杓文字が宮島と言われるかは 諸説色々有りますが 有力な2説を紹介
します。(資料コピー)
①寛政の頃(1800年頃)、神泉寺の僧・誓真という人が、ある夜、弁財天の夢を見て
その琵琶の形の美しい線から杓子を考察し、御山の神木を使って作ることを島の
人々に教えました。この神木の杓子で御飯をいただけば、ご神徳を蒙り福運をまね
くという誓真上人の高徳とともに、宮島杓子の名声は世に広く宣伝されています。
なお現在では、その伝統を生かして、各種の調理杓子・お玉杓子などが考察されて
います
② 宮島のしゃもじの起源は 誓真です。実用品としても優れていたため、全国各地
に広まっていきました。その後日清・日露戦争の時に広島から出征する兵士達が厳
島神社に武運と無事の帰還を祈願し、その時に『敵をめしとる(飯取る)』という
事でしゃもじを奉納し、また無事に帰還した時に土産として持ち帰った事から、現
在のような「幸運をめしとる」縁起物として広まっていきました。宮島では、飯を
よそう杓文字(しゃもじ)を杓子(しゃくし)と呼んでいます。
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