茅の輪(ちのわ)
2019年07月04日 (木)
皆さん 神社で 画像のような輪を 見かけたことは有りませんか?
6月の半ばを過ぎると、神社の境内に草で作られた大きな輪が設えられるのを目に
します。これは、チガヤという草で編んだ「茅の輪(ちのわ)」と呼ばれるもの。
元は宮中祭祀であった「大祓(おおはらえ)」という儀式で、心身の穢れ、禍の原
因となる諸々の罪や過ちを祓い清めることを目的とする伝統行事です。
大祓はイザナギノミコトの禊祓(みそぎはらい)を起源とし、6月に行われる「夏
越の祓(なごしのはらえ)」と、半年後の12月に行われる「年越の祓(としこしの
はらえ)」の2つがあります。全国の各神社で年中行事の一つとして執り行われ、多
くの神社の恒例の式事となっています。
夏越の祓は太陰暦の6月の晦日に行われていましたが、太陽暦が使われている現
代でも 6月30日頃に行われているそうです。
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